1ヶ月ぶりのお酒
6月末からお酒断ちをしていた。
1ヶ月半弱が経ち、色々事情があって飲みの誘いに断り辛くなっていたので、久々に飲むことになった。昼飲みだったので、まだ夜よりはいいかと思ったのもある。
1杯目は中華屋さんの生ビールだ。
飲む前はどうなっちゃうんだろう…と初めてお酒を飲む時のようなドキドキ感があったが、意外と何の感動も起こらなかった。「あれ、こんなもんか」と口に出してしまった。
半分くらい飲み進めた頃に、頭がふわふわしてきて、何となく気分が高揚し、楽しくなってきた。
それはサウナでととのっている時の浮遊感と似ていた。
飲み物を飲むだけで、こんなに楽しく幸せになれるんだから、多くの人がやめられないはずだと実感した。
生を2杯、2軒目でクラフトビールを2杯飲んだ。酔っ払ってはいなかったが、家に帰ったら疲労感で何もできなかった。気休めだが、ヘパリーゼを服用した。
サウナと決定的に違うのが、お酒は体に深刻なダメージを与えるところだ。
やっぱりお酒は控えよう。付き合いだったとしても、1ヶ月に1回程度で十分だ。
独占欲?
深夜0時を過ぎて、終電の一本前くらいの電車に乗り込み、さっきまで一緒に話をしていたパートナーと別れた。
それぞれの最寄駅に着く時間が同じだったので、駅を降りたら電話をかけた。
すると、「今から別の店で一杯だけ飲んでくる」と報告があった。
一緒に電話をしたまま帰れると思っていた私は拗ねた気分になり、「じゃあ私も寄り道して帰る」とイライラをぶつけた。寄るところなんてないのに。
一緒に住む家に2人で帰ったのに、相手だけがまた飲みに出かけちゃって、私だけが一人ぼっちになったような気分になったのだ。
まだまだ、心の距離の取り方が上手くないようだ。パートナーにはパートナーの生活や人間関係がある。
私の生活や気持ちは誰に影響されることもなく、自分でコントロールしていきたい。
ジム
パートナーとトラブルがあり、気持ち的に距離を取るようにしている。
そもそも依存しすぎていたから、これくらいが普通なのかもしれない。
具体的には、他の人と話すようにしたり、新しい出会いを探してみたり、趣味やゴルフ練習、トレーニングに割く時間を増やした。
久々にマッチングアプリを使用して、割とガチなトレーニーと仲良くメッセージし合う仲になった。
その影響と、サウナ付きのジムを検討していたこともあり、本格的にマシンを使ったトレーニングを始める予定である。
1番楽しみなのはサウナではあるが、ついでにかっこいい体になれれば最高だ。
マシンは使ったことがほぼないので、慣れるまで大変そうだが、新しい事を始めるのはなんでも楽しい。
サウナを餌に、継続できればと思う。
不安
久々に不安な気分の朝を迎えた。
久々過ぎて、今まで不安をどんなふうに対処していたか忘れてしまい、何かメモに残していなかったかスマホを見ていたが見つからなかった。
YouTubeで臨床心理士さんが不安について語っている動画を見て、「不安は現実ではない」という文章を読んでようやく安心した。
今ベッドにいる時は安全なわけで、不安なのは過去の嫌な出来事をひっぱりだしてきているだけ。
未来のことは起こらないとわからないのだから。
とりあえずやるべき事をA4のルーズリーフに書き留めて、いつもの朝のルーチンに戻った。
気持ちは完全に穏やかだったわけではないが、朝一よりはマシになっていた。
不安や寂しさは何もしていない時に湧き起こる。
楽しみを思い出したり、作ったりして、隙間を埋めていこうと思う。
そういえば、今まで暇があれば読んでいたマンガを読み切ってしまっていた。そういう手に取りやすい楽しみを常に持っておくのも大事なのかもしれない。
サウナ
サウナが流行っている。
数年前に「サ道」というドラマを見てから、心の中でサウナ熱が小さく生まれていたのだが、最近その熱が大きくなってきて、週に2回は行っている。
カラカラのサウナで耐えるのも悪くないが、湿度が高いロウリュができるサウナの心地良さを知ってしまった。
テレビがなくて薄暗いサウナの没入感も好きだ。
家にテレビがないので、テレビがあるサウナも新鮮な気持ちで楽しめるのだが、ストレス発散や脳疲労の軽減を目的にするのであれば、体に入る情報を減らして自分とじっくり向き合える方が良い。
体がじんわり芯からあたたまる感覚、ロウリュの音、水風呂での呼気の冷たさ、椅子に座って目を瞑った時の浮遊感、ドクンドクンと響く鼓動、体に当たる風の流れ。全てが気持ち良い。
サウナに入る前はアルコールは飲めないし、サウナ後はぐっすり寝たいので飲まない。
サウナのおかげで健康的だ。
飽きっぽい性格なので、いつまでサウナ通いが続くかわからないが、世間のブームに乗ってしばらくは楽しめそうだ。
反対側の道
職場の最寄り道を降りたら、いつも進行方向右側の歩道を歩いていた。
職場はベッドタウンにあるので、朝は逆方向に進む人(そこから街方面へ出勤する人)と多くすれ違う。
そうすると車道にはみ出して進まなきゃ行けなかったり、人が邪魔でペースを落として歩くこともしばしばあった。
ある日、最寄り駅を降りてカフェでモーニングセットをテイクアウトしてから職場に向かった。いつも進む道の左側を歩いた。なんだか景色が違う。人が全然歩いて来ないので、快適だったのだ。
普段と違うことをすると、違うイベント(体験)が起きる。
良いことばかりじゃないだろうけど、そういった気づきが私の人生に彩りを与え、幸せな気分にさせてくれる。
そんなことを感じられた、ひとときだった。