森まりお日記

感じて、学んだこと

信念に対する不確かな考察

R4H816:

自分の辛さは分かってもらえない。

という信念が、自分にはあるのかもしれない。

だから、他人が見せる辛そうな状況や表現が嫌な気分を引き起こすのかもしれない。

自分の辛さに共感して優しくしてくれる人は周りにいるが、少しでも分かってくれないそぶりがあると「分かってもらえない」レーダーにひっかかってしまい、イライラしてしまうのだ。

この信念を考えるに至ったきっかけは、『こころのナース夜野さん』という漫画だ。

 

他人のミスで自分にマイナスなことが起こってキレてしまったり、自分の思い通りに他人が動いてくれなかったりした時に、気のすむまで怒り罵声を浴びせてしまうことを思い悩んだ患者に対して、精神科のDrが状況を聞き取った上で「『自分はないがしろにされている』という信念があるのですね。」と言った。

コンビニの店員さんが「いらっしゃいませ」と言わなかったことに対して、怒りを覚えることや、部下からの提案を、自分の意見に対しての否定と感じるのは、「ないがしろにされている」レーダーが反応するからだった…ということが分かったのだ。

このように自動的に判断してしまうのは成育歴が関係していた。

「自分の辛さは分かってもらえない」という信念も、成育歴が関係しているのだろうか。

そもそも、人が病気になった時や辛そうな時になぜか嫌な気分になる理由が、その信念があるからとは確信をもって言えないし、別の原因があるのかもしれない。

もう少し様子を見ながら、複雑な感情の原因を紐解いていきたい。

 

では、また明日。